あなたの前世は、混乱のフランス革命時代に、
多くの人々の救いとなった教会・修道院の修道士です。
山間の小さな貧しい村に生まれたあなたは、
たくさんの兄弟に囲まれ、
ごく自然に兄弟たちの世話をしながら、成長していきます。
幼い頃から、教会で祈ることが楽しみで、
毎日のように祈りを捧げ、つつましく暮らしていました。
大人になったあなたは、なんのためらいもなく、修道士として生きることを選び、
厳しい修行の日々を重ねることになるのです。
折しも時代はフランス革命に突入し、
国内は大きな混乱に見舞われます。
その中であなたは弱い人、貧しい人を支えるべく、食べ物を分かち合うなど、
出来るだけのことを一生懸命、続けてゆきます。
あなた自身も権力闘争の間で翻弄され、虐げられますが、
それでもあなたは信念を曲げず、慈善活動を続けます。
しかし、大きな力の前にはなすすべもなく、
自らの無力感の中で、息を引き取ることになるのですが、
そんな人生の最期にあなたが感じたこととは…。